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私が高校生の頃に付き合っていた彼氏とは、家柄の違いで父が猛反対をしていました。
当時はまだ携帯電話もなかったので連絡は家電のみだったのですが、父が居る時間にはかけることもできず、また、彼からかかって来た電話に父が出ると一方的に切られてしまっていました。
その上、私が学校に行っている間に私の部屋を物色し、彼関連のものは全部捨てられてしまうほどでした。
彼とは同じ高校に通っていたので、学校に行けさえすれば父の目を気にせずに会っていられたのでよかったのですが、卒業して会うことも難しくなり電話もできないような状態が続いた頃、もともと家族仲もよくなかった彼が切羽詰ったのか「家を出る」と言い出しました。
私自身も彼に会えないことも過干渉過ぎる父親にもうんざりしていたので、一緒に出ることを決意しました。
当時私は専門学校に通いながら自動車学校にも通っていて、すでに自宅には私の車が用意されていたので、アルバイトで貯めた少しのお金と少しの洋服を持って、今考えれば恐ろしいことですが、仮免許しか持ってなかったのに車に乗って彼を迎えに行き、県外に出ていた彼の友人を訪ねて高速に乗って隣県にまで行きました。
そして友人宅に一泊し、その友人の紹介で安アパートを借りて彼は工場の仕事を見つけて働き始め、私も、小さなスナックで働きはじめました。
家を出てから一ヶ月ほど経ったころ、ママに言われやっと自宅に電話を入れると、兼業主婦で働きに出ているはずの母が電話に出て、元気でいることを伝えると電話の向こうですすり泣く声が聞こえました。
私の父は典型的な男尊女卑な人で、そしてDVな人です。
母の泣く声を聞いて、私が家を出たことで父が母にあたり、どれだけ母が辛い思いをしたのだろうと容易に想像が出来て胸が締め付けられる思いでしたが、それでも私は家に帰ろうとは思えませんでした。
私が働いていたスナックは、カウンター10席ほどの小さなお店だったのです。
気のいいママとチーママが優しくてとても働きやすいお店で、そこで働いてるうちにあれほど嫌っていた父への拒否感も薄れていって、家出から半年ほど経った頃、ママの勧めで父と母を招待することにしました。
電話でその事を告げるとすぐに来てくれた半年振りに見る父は、びっくりするほど白髪も多くなって老いてしまっていて、ああ、私は苦労をかけているんだとあらためて自分のしてきたことを実感し、申し訳ない気持ちで一杯になりました。
それから一ヶ月ほど経って、父がもう私への過干渉をやめると言うのでアパートを引き払って帰ることにしました。
帰ってしばらくは父の干渉はなくなっていたのですが、すぐにまた過干渉になってしまいました。
ですが、私が居ない間、電車が来るたびに私が乗っていないかと駅に見にいってたことや、神社に私の無事を祈って百度参りをしてくれてたことを母から聞き、もう二度と家出をしようとは思いませんでした。
その後、彼とは結局別れてしまいその後に知り合った人と結婚したのですが、親になった今、親の思いや心配する気持ちがわかるようになりましたが、やはり父の過干渉は理解できずにいます。
そして今は会うこともなくなってしまいましたが、あの街でお世話になったママは私にとっては恩人で、またいつか機会を見つけて会いにいってみたいと思っています。

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